もちもちワンダーランド

もちもちの日誌です

2020-1007

緊急避妊薬がドラッグストアで買えるようになる。来年春からーーー。ようやく日本でもそういうことが少しずつ認められることに希望を感じる。

性教育の充実的なことに昔から興味があり、そういうことには感度が高かった。だから産婦人科にも半年に一度検診に行くし、持病の治療のためのホルモン剤のために毎月婦人科に行く。子宮頸がんの検査もしている。

高校生の頃から女性の権利みたいなものにすごく敏感になった。望まない妊娠は避けましょう、生きていく中で、誰かと愛し合うということがあれば、誰にでもエイズになる可能性があるのです。出身の母校は女子校だったので、女性が生きていく上でつらい思いをしないためにできることや選択肢があることを頑なに訴え続けてくれる先生がいた。

そういう影響もあったからか、大学生になってからは半年おきに4つ、緊急避妊薬を個人輸入するようになった。私が使うためではなく、いざという時に友達に渡すためだ。実際、それが大量に余ることはなかった。今も半年前に買ったものが2つある。

それなりに仲良くなった友達や、部活の後輩、ゼミの子、みんなにいざとなったら絶対に頼ってねと話していた。頼ってくれる子も多かった。でもみんな本当に思い詰めた顔や声で、こんなことで頼ってごめん...と言う。全然そんなことない、むしろそういう時は誰にでもあるから、せめて自分の周りでだけは守れるようにする準備をしているだけなのに。

極論を言えば、男の人は出して終わりと言う状況は、まだまだたくさんあるのだろう。傷つく人を減らすための法律がたくさん整備されるように、私はこれからもあきらめない。